なごやか口腔ケア

ご利用者様にとって、「口からおいしく食事ができること」は、人生の大きな楽しみです。
毎日、よく噛んで、おいしく食事をとることは、健康を維持し、自立した生活を送るうえで欠かすことのできないものです。なごやかでは、こうした「経口摂取（口から食事がとれる）」を維持していくためにも、専任の歯科衛生士の指導のもと、口腔ケアサービスを実施しています。

お口の清掃と体操で、“お口の寝たきり”を予防します。

高齢になると、虫歯や歯槽膿漏などので炎症があったり、入歯などの汚れから細菌が繁殖していることがあります。
また、飲み込むための嚥下（えんげ）動作が衰えてくると、寝ているときや食事の際に誤って食べ物が気管や肺の中に入ってしまいます。これが原因で肺炎にかかる人がいます。老人性肺炎の70パーセントは嚥下性によるもので、死亡原因の１位です。
こうした感染症を予防するためにも、口腔ケアはとても大切です。

お口の清掃を指導します。

老人性肺炎などの病気を防ぐために、なごやかでは、口腔の観察、食後のうがい、歯磨き、入歯の清掃などを行っています。麻痺のある方には、ブラシの形状を工夫するなどのサービスも提供しています。

健口体操を実施しています。

なごやかでは、昼食の前に、嚥下体操を実施しています。この体操では、噛んだり、飲み込んだりする機能を高めると同時に、唾液の分泌がよくなるようなマッサージも実施しています。